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映画館ブログ: 米国でアルコールを提供する映画館が急増という記事で紹介したが、アメリカの映画館よりもおそらく日本の映画館のほうが、商売としては進化している。
それはパコ・アンダーヒル「なぜ人はショッピングモールが大好きなのか」を再読して思ったことでもある。これは2004年の本なので4年前の状況ではあるのだが、現状が先の記事だとすると、アメリカのサービス業は日本ではやはり参考にはならないなと思わせる。
外には看板はあるが
というのは日本ではさすがにない。ただ、存在がわかりづらいのは確かにある。モールじゅうを歩いても映画館の存在を示す広告や掲示は一切見当たらない。
最後のものは確かにアイディアだろう。ただ日本では、わかりやすい広告が過剰になっている面は逆にありそうだ。日本はモールも街中も、異様にうるさい。視覚にも、聴覚にも。気が狂わないほうがおかしいくらいだが、体内にリミッターがあって調整しているのだろう。つまり広告宣伝が役に立たなくなっている国でもある。買い物客を映画館に呼び込む手段は講じられていない。映画館側はわざわざ早朝の上映回の割引券を発行したり、超特大のソーダやポップコーンを提供したりはしない。上映作品の宣伝ポスターはある。だが、それがモール内で上映されている事実は書かれていない。どこかに電光掲示板でも設置し、こんな宣伝文句を流すべきだ。「お買い物中のみなさま、ジャッキー・チェン主演の新作映画は、二時三〇分からの上映にまだお席の余裕がございます」
映画館のコンセッションでもそういうことはしていないのか?と思うが続く話は、映画館の存在をアピールするために映画館の外に作れということらしい。モール内には映画の関連商品が実にたくさん売られているが、それらはさまざまな店に散らばっている−CD店にはDVDやサウンドトラックCD、書店にはシナリオや伝記、玩具店にはライセンスもののアクションフィギュアやアニメのキャラクターのついた弁当箱。こういう商品を一まとめにし、建物内に映画館のあることと結びつけているモールはいまのところない。
ふむ。どこか実際にやっているところはないのだろうか? あと、シネコンの問題点として以下をあげる。これは実際私も感じていたところではあるが、どちらかというと、興行側の熱に響くような気がする。昔は混雑した映画館では、働いているほうが興奮していた。シネコンではそういうのはないんじゃないかな、たぶん。映画館の存在を印象づける大がかりな装置を、ぜひフードコートにつくるべきである。承知のとおりそこでは誰もが腰掛けて食べているが、見るものといっては窓すらない。ビデオ・スクリーンを設置し、上映中、あるいは次回上映の作品の予告編を流すのにうってつけではないか。
まぁでも映画を見始めればおんなじ状況にはなると思うので、もしスポーツやロックと違うならそれはライブ性であり、元もと熱狂度が違ったことが大きいというのが答えな気はする。映画館が一度に一作品しか上映しなかった時代には、映画館に近づくにつれて胸がわくわくしたものだ。自分の横を歩いている人びと、外に大行列をつくってじりじりと前進している人びとは、全員が同じ作品を見ようとしていた。娯楽を大勢で一緒に楽しむ感覚があったが、スクリーン数二〇の複合映画館やチャンネル数百以上のデジタル・ケーブルテレビがはやりの当節では、そういう体験はあまりできない。思うに、スポーツの試合やロックのコンサートがあいかわらず人気なのは、そのせいもあるのではないだろうか。大勢が集まって一つのイベントを見守るとき、素晴らしい興奮が観客のあいだに電気のように走る。
その後、映画館に入場しての話が続くのだが、ここは日本と大きく異なる。
やっぱりアメリカでは売ってないのね。この本の報告を鵜呑みにするならば。ただ、さまざまな業種の入るショッピングセンターでは、同じアイテムを売ってはいけない、といった状況もありそうだ。ビルインのテナントだったときは、あるアイテムをおろしてもらえなかったことがある。で、顧客サービスとしてその小売から分けてもらったがその卸値が家賃の歩合よりも高いという逆ザヤを起こしていた劇場もあった。ブロードウェーの劇場は、たいていこの待ち時間を利用して上映作品の関連商品を売っている。これは、映画館にもできることだ。前述のとおり、モールには映画ファン向けの小売スペースというものがない。しかし、映画館こそDVDやサウンドトラックCDやTシャツやポスターや本やアクションフィギュアなどなどを売るのにうってつけの場所ではないか。私なら回転式ラックに商品を並べた店を設置する。ロビーが混雑してきたときには壁際に寄せておける。それ以外のときには買い物に最高の場所となる。それというのも、ロビーで待つ時間が実に退屈だからだ。
ではどうすれば?入口ではきわめて現実的な需要が満たされていない。スクリーン数は一四で、おそらく上映作品数は一〇にのぼり、そのなかで昨日今日に封切られたものはほんのわずかだろう。当然、客である私は自分の見たいものがわかっている。だが、その作品のチケットが売り切れだったら?第二候補を考えてこなかったとき、この映画館は急いで代わりを決める手助けを何一つしてくれない。・・・(略)
ここでのレジ処理は、ウォルマートでのそれと同様、娯楽や映画スターとはなんのつながりもない。目にするものといえば、窓口の上の掲示だけ。かなり小さな文字で映画のタイトルが、さらに小さな文字で上映開始時間と料金が記されている。並んでいると退屈だし、ほかの一三のスクリーンで何が上映されているかわからない。目当ての作品のチケットが売り切れた場合、私は困ったことになる。・・・(略)
あるいは、たとえば映画館に着いたとき見るものをはっきり決めていない場合を考えてみよう。これは、映画館側が考えるよりも頻繁にあることだ。何かを見たいと思っている。ほかの場合よりモールにいるときのほうが、そういうことは多い。いまのところ映画館は、私を座席に誘うようなことを実質的に何もしていない。
なるほど。ほかに、シネコンの上映室がすべて同じデザインなことにも異議をとなえている。提案はここで役に立つのが予告編である。予告編は映画業界でも一、二を争う天才的な発明だ−われわれの生活にとって欠かせないものであり、作品自体よりも素晴らしい娯楽を提供してくれることもしばしばあるくらいだ。だから、映画館の入口にビデオ・スクリーンをずらりと並べ、列に並ぶ人びとを楽しませればいい。
特別料金やカップル云々は既にある。で、映画ジャンルに応じた割り当てはうまくいかないことが多い。とはいえ、若年層相手の映画で床がベタベタ、ということは結構ある。が、一日のあいだでその片付けはなかなか難しい。水洗いったって営業終了後じゃないとできないわけで。まぁそれでも面白いアイディアではある。私なら一部をファミリーおよびティーン向けに特化するだろう。座席や床を、客のひどい扱いに耐え得るような造りにする。こぼれた飲み物をきれいに洗い流せるよう、ホースで水をかけて洗えるようにしてもいい。売店やトイレまでの距離も考慮する必要がある。アクション映画の上映室は足を投げ出せる空間に余裕を持たせるといい。カップルの多い上映室なら肘掛をしまえるようにしたり、特別料金でカップル用座席を利用できるようにしたりする。
映画館ができることはまだまだある、として、アルコール販売などを例に挙げている状況をみると、なんだ、アメリカの興行に日本の会社は乗り出したら成功できたんじゃないの、と思うほどだが、それでもまだ出来ることはありそうだ。
本では一章10ページを割いて論評している。4年前の本だが未読ならちょっとしたアイディアになると思うのでぜひ。→
なぜ人はショッピングモールが大好きなのか
ということで発言にはそりゃいろいろな反応があるでしょう。で、コメントが二十八日の中国紙「北京青年報」によると、ストーンさんはフランス・カンヌ国際映画祭の会場で、香港のテレビ局の取材に対し「チベットに対する中国の姿勢に不満だ。地震が起きて『これはカルマ(業)かしら』と思った」と語った。
とビッチと噂される方から始めるところがなんともいえません。 ま、記事の文脈としてはそのとおりと納得してしまうものなのですが。カンヌで被災者への義援金を募った中国の女優チャン・ツィイー(章子怡)さんは「怒りに震えた。人の命をどう考えているのか」。
で、この上映拒否ですが、実害あるの?出演映画なんてあったっけ?とimdbみると一応コンスタントにあるのか。へー。インターネット上では「中国人共通の敵」と批判が相次ぎ、映画館は出演映画の上映拒否を表明。
ハリウッド映画堅調、ということなのだが、さて日本はというと、ここ数年、あんまり芳しくないよね、という評価である。そもそもハリウッド映画という意味では2年どころではない。韓国映画が洋画界を支えた時期もあったがさすがに続かず、昨今は邦画優勢の感が強い。松竹、東映が伸びてくれば、邦>洋が当たり前の図式に再び戻るだろう。今年の夏もハリウッドブロックバスターが、韓国映画館街を占領する見込みだ。初めのテープを切った『アイアンマン』(4月30日公開)は460スクリーンを占領し、公開2週目で560のスクリーンに拡大上映している。『アイアンマン』はこのような勢いで公開9日目に200万観客を動員して、興行突風を起こしている。8日公開した『スピード・レーサー』は 350スクリーンで、2日目で21万観客を動員し、ハリウッドブロックバスターの空襲に力を加えている。『スピード・レーサー』の映画関係者は「一般上映館250、デジタル上映館100、アイマックス3館の計350スクリーンで公開した。今週の成績によって、週末には400館に増えることが予想されている」と明らかにした。
これに比べて同じ日に公開された韓国映画『ビースティー・ボーイズ』は『アイアンマン』の半分である277スクリーンで出発し、週末までに62万観客を動員した。『横負歌』も320スクリーンで公開され、9日までに21万観客を動員した。『横負歌』の関係者は「320の劇場で始めたが、現在は観覧客がめっきり減った。9日までに21万観客を動員したものの、正確な集計は出ていないが、週末まで30万も難しいようだ」と吐露した。『ビースティー・ボーイズ』の関係者は「『スピード・レーサー』の公開で、多大な影響を受けた。270館で公開した『ビースティー・ボーイズ』は、それでも健闘している」と伝えた。
一方で、ハリウッド映画の不調を、日本での公開の遅さに責任を帰す考え方もある。 「アイアンマン」の日本公開は9月。『スピード・レーサー』は7月。この辺のずれが洋画の不発に繋がっているのではないか、と考えれば韓国なみの早い公開を求めるのもいい。ただそれがもし功を奏するのだとすると、日本映画は犠牲になるだろう。日本映画がそのままで、ハリウッド映画が伸びていく、というのは、全体のパイを考えるとなかなか考えづらい。同じ興収を稼ぐのに、日本映画とハリウッド映画と、どちらのほうがいいか、は熟慮すべき問題となりそう。
ただ、公開時期を早くしたところで、宣伝がいま以上に集中投下されるとも思えず、結局状況は変わらないのではないか、と個人的には思います。たいへんになるだけだから、あんまり余計なことはしないほうがいいと思うよ。
ということで、個別の作品は記事をごらん頂くとして。 前提として第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)に、フィリピンから2作品が出品される。これを機に、海賊版、高い税金、海外作品の流入などにより打撃を受けているフィリピン映画産業の再興が期待される。
と、かつては隆盛だった、という理解がある様子。かつては世界最大規模の映画産業を誇ったフィリピンだが、その低迷からはなかなか抜け出せずにいる。
その理由に挙げるのが以下の3点。1970年代から90年代初頭にかけての最盛期に、我々は年間200本の映画を制作していた。しかし現在ではわずか50本だ
さらに別の原因として、映画封切り後すぐに出回る海賊版も挙げている。国内映画不調の原因をハリウッド(Hollywood)映画のせいだと語る。ほとんどの映画館主が、現在公開され大ヒットを記録している『アイアンマン(Iron Man)』などを上映したいからだ。
いずこも問題は同じ。 なお、記事にある映画祭出品作品については、そしてもうひとつの原因が政府が決定した12%の付加価値税に、地方自治体が加算する30%の「娯楽税」だ。そのせいで、制作者側は利益を出すのが困難になっている。
という状況もあり、これは日本でも東京以外では同様か。結局マーケットというか人口の問題か。そう考えると中国やインドの大都市では将来的にインディペンデント系映画の市場が生まれてくるのかも。ま、政治的になんとかしなきゃ無理な面もありますけど。両作品とも有名俳優は出演しておらず、人生の裏側を描いており、これが興行収入に影響する可能性はある。「映画ファンは楽しむために映画館に行くのであり、毎日見ている貧困や現実は見たくない」(Mendoza監督)からだ。
また、フィリピンではインディペンデント系映画は重要視されない傾向にある。両監督は海外からの助成金で制作資金を賄ったという。また、マニラ市内でインディペンデント系映画を上映するのはわずか3館のみで、両監督は自分の作品がフィリピン国内で上映されるかどうかも不確かだと言う。
参考までに貼っておきます。公正取引委員会は20日、大型のシネマコンプレックス(複合映画館)が昨年、一斉に映画鑑賞料金の割引を廃止したのは、映画配給会社と映画館側による組織的な談合が原因だったとして、業界に総額69億1400万ウォン(約7億1830万円)の課徴金を科した。
課徴金処分を受けたのは、配給会社のCJエンターテインメント、メディアプレックス、ロッテエンターテインメント、シネマサービス、韓国ソニーピクチャー・リリーシング・ブエナ・ビスタ映画の5社とシネマプレックスのCJ CGV、ロッテシネマ、メガボックスの3社で、昨年3月から7月にかけ割引中断に向けた談合を行っていた。
また、ソウル映画上映館協会が昨年2月の臨時総会で、料金割引競争を中止することを決議し、会員企業に通知したとして摘発され、是正命令とともに課徴金3000万ウォン(約312万円)の処分を受けた。
興行界は日本同様厳しい、ということでしょうか。いや、マーケットにはそれぞれの事情があるので、業種の構造的不況、とくくってはいけないのでしょうけれど。映画館関係者は「談合摘発と是正命令を尊重し反省したい。しかし、映画鑑賞料金が7年間凍結されたままで苦境に直面している映画業界の立場も考慮してほしい」と述べた。
人手が楽になるかというと、これは、窓口+もぎり、という2人を一人にできるメリットはあるのだけれども、厄介な問題があって、それは何かというと、
機械がしょっちゅう止まる
のだった。入場券を売る、ということは千円以上になるわけで、つまり、札を吸い込む必要がある。これはコイン相手の自動券売機と違ってかなり厄介。で、始終トラブルで、人がついていないと機能しないという、それ全然自動じゃないじゃない、という事態に陥るわけであった。客もなれないとまごまごするし、で、列は長くなる。混雑時は手売りのブースを開けないと捌けない。意味がないのだ。まぁ空いているときはそれなりに機能しますがね。券売数と金額が合うはずというのが機械の利点。でも、カウンターが妙なことになっているのかレシートが変なのか残金と微妙にあわない券売機というのも経験したことがあります。あれはなんだったんだろう。劇場の七不思議のひとつとして数えられていました。ほんとにあわないんだ。誰もあけてないのに、前の締めと次の締めとで狂ってるの。こっちのキが狂うって。
なので、券売を自動化するのは、現金相手だと無理。クレジットカードなどカード対応のみならありかも。シネコンでは、予約券のひきとりか、ポイントカードの発券に限定して自動化してますが、これは、現金を吸い込まなければ機器のトラブルの発生が非常に少なくなるから、でしょう。これ考えると勝ち馬投票券の機械はすごいわ。でも興行はそこまでのお金かけられませんから。
ま、クロ現は・・・内容がアレなんでアレですが。番組の冒頭で国谷裕子は、「社会の閉塞感が感じられる中で……」といった。答えが見つからない事件が起こると、よく使われる言葉だ。映画「靖国」をめぐる騒動も、そう見えたのか。
映画に戻ると。この件で不幸だったのは、所詮映画なんてカネ稼いでなんぼのビジネスであるのに、そのへんがすっとばされてしまったことでしょうか。文化だなんだというからオカシなことになる。
問題1)反日映画に国の助成金、という週刊誌の記事。
騒げりゃなんでもイイというのは、商売としてはまぁ正しい。ただ、そういう商売は蔑まれてしかるべきだと思いますけどね。騒動のきっかけは、週刊新潮2007年12月20日号の記事だった。「靖国」は反日映画で、国の助成金750万円が使われた、という内容だった。
問題2)国会議員が、ことの是非を問うために試写を申し入れる。
まぁ、これは、でも、ある意味もっともだと思います。これを見た稲田朋美衆院議員(自民)が「政治的な宣伝性が無いことを確認するため」として、助成金を出した文化庁に試写を申し入れた。
問題3)右翼?から上映中止を求める抗議が映画館に。
見てもいないのに騒ぐ。祭り好きな日本人というかアジア人の血だからしょうがない?上映予定の映画館に右翼の「上映中止」の攻勢が始まった。これはネットにも波及し、名前を載せられた映画館に抗議が殺到。東京、大阪の5館が上映を中止。また、名古屋の1館は延期した。
最終的には、火が広がらぬように努力したことで、警備は厳重ながら普通に上映、映画はヒット。一応大団円を迎えた。
で、映画も見ずに騒ぐだけ騒ぐエセ「右翼」は問題外として。
が議員のコメント。これはある意味正しい。ただこういう発言をさせてしまうスキがあったわけで、要するに、文化庁が助成金など出したのがいけないわけよ。750万は大金だけれども映画の全製作費からみたらはした金ともいえるわけで、そんなもののために大騒動になるってのがね。750万円ぽっちで騒いだ週刊誌や議員のケツノアナの小ささを指摘するのもいいですが、まぁ750万円も個人でもらえるなら結構使いではあるわけで。助成金を出す基準がどうこうと言い出すとなかなか難しい問題があり、だったらもう、映画に対して助成金なんて出さなきゃいいんじゃないの、出してる助成金まとめたら結構な額になるわけだから、税金上げるとかなんとかいっているご時世に、映画に助成金なんて、ありえないでしょう、という話にするのがよろしい。文化庁という組織自体もいらないからスクラップしまして、国の余計な金の使い道をふさぎませんか。この問題で語るべきは、そこかと思います。助成金の妥当性を勉強するため、映画の内容とか公開を問題にしたことは一度もない。それが検閲というような捉え方をされたのは、残念だし遺憾です
なんにせよ、検閲するのに理があるように見えるルールは、潰しとかないと。マスコミがその辺の話をしないのだったら、この騒動はニュースを消費しただけってことに。
これ、職人芸というか、すばらしい措置なんですけど、でも、上映が中断しているわけですよね。うーん。それを記事にしちゃうのか。応援しているつもりなのかどうか。「ちょっと待ってくださいよ。トラブル発生や」。カーテンを閉め切った暗い映写室で、支配人・・・があわてます。上映中に突然、フィルムを巻き戻すベルトが切れたのです。上映を中断させ、もう片方の映写機にフィルムを素早く移し替えました。スクリーンに再びウディ・アレンが映ります。休む間もなく・・・さんは白熱灯の下、針金を使って器用な手先でベルトをつなぎました。「応急措置です」。そう言ってニヤリと笑う支配人の額には汗がにじんでいました。
こういうことも書いちゃうわけだ。実名も挙げて。いや、宣伝にもなるのだろうけど。でも、そうした記事をつかってブログで書いたら、無断転載だ個人攻撃だ取材者が迷惑している、とクレームつけたのもこのM新聞の記者でした。自分の書いた記事はオープンアクセスできるネット上から消えたら責任をとらなくていいらしい、というのが新聞記者の考え方のご様子でした。その記者さんが特殊な思考なのでしょうが。まぁ、酷い記事、と思ったら黙殺せずに取り上げないのが大人な対応ではあるのでしょうが。取材した日の最初の上映は「タロットカード殺人事件」。1、2階計150席に客は男性ばかり3人のみでした。
取材を受ける側も好意でしょうし記事を書く側も好意なのでしょう。これで評判になればいいですが。でもマイナスにもプラスにもならないのでしょうな、現実には。