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20代が映画を見なくなる理由
2006年10月25日 (水) 01:31 | 編集
映画館利用(20代)前編:頻度減少の理由は「時間的な余裕がなくなった」

「映画館利用」について、20代のインターネットユーザー男女各150名、計300名の回答を集計。前編は、視聴頻度や好きなジャンルなどをまとめた。最近1年間における映画館での映画鑑賞頻度は、「4回以下」が半数弱、『1回も見なかった』が3割弱。男女ともに1年前と比べて「減った」との回答が目立ち、その理由では『進学・就職や出産など生活の変化で、時間的な余裕がなくなった』『DVDで見るようになった』が上位に挙がった。

学生が社会人になると、8時間勤務で往復で1時間とすると9時間拘束される。飲みにいくことも多いだろう。彼氏彼女がいるならデートだって。睡眠時間もとらなきゃならない。学生時代と違って講義中に寝るわけにはいかないしね。というわけで、ふつうに考えたら映画どころかテレビだって見る時間はない。実際見ていない。それが20代。就職すると生活はがらりと変わる。暇があってもカネに困れば映画館ではなくて安いほうに流れるだろう。という想定を補完する結果になっているのではなかろうか。

調査するとわかることもあるが、こういうものは、直接当事者にインタビューして聞いたほうが集計データをみるよりも感覚的に理解できる。ローデータを眺めたほうが、分析としてまとめられたものよりも傾向の萌芽をつかめる。結局、まとめられたデータというのは、それでもって語ることがお仕事な、学者さんとかマスコミさんとかの材料にしかならず、本当にそれをビジネスだのなんだのに使おうとするひとにとっては、役立つことはないなぁ、というのが常々思っていること。それは使い方が悪いんだ、と言う意見もあるでしょうが、使い方が判っている場合、実は調査だの分析だのといったデータがなくても、頭でシミュレーションしただけで充分同じ結果は出てくるので、結局調査なんてものはいらない。勿論みんなそんなことはわかっていて、しかし数字として出てくると納得する人々への説得材料に使うわけだ。活字を信じるひとのために出版物つくるというのと同じ。「だってここにこういうデータがあったから信じたのに」と、決断したひとの逃げ道として用意されるのが、データ。責任を負いたくないひとのためのツールなわけですな。

コメント
この記事へのコメント
世代断絶
いまの10代20代がシネコンで邦画を観る感覚は、例えば私は40代なんですけど私の世代以上が
洋画のロードショーを「憧れの目で」一番館に観に行っていた感覚とはもうぜんぜん違うのだと思います。
「変わってしまった」というより、ブツっと断絶してしまっている感覚とでもいえばいいのか。
いまひとつ上手く表現できませず申し訳ありませんが。

だいたい、DVDがすぐに発売される/レンタルできるようになるわけで、時間を作って映画館まで
サラリーマンが観に行こうとは思わないでしょう(コアな映画ファンは別ですがそんなのは少数です)。

そういう映画ばかりだからこういう傾向が助長されているのか、それとも成人男子があまり
観に行かないゆえの結果なのか、
邦画は婦女子のお涙頂戴劇場と化してしまったわけです(昨夜観た『涙そうそう』もそうでした)。

まあ、こんな状況はそうは長く続かないような気もしますけどね。

「字幕が読めない」というのは洋画の吹き替え版の上映館が増えているのもその証拠といえるでしょうか。
少年少女のリテラシー(というか「字幕を読むのが面倒くさい」)というだけではなく、
年を取ると字幕を追うのが辛くなるということもあって、吹き替え版の需要が増えているのかも
しれませんね。



あ、「なんば問題」(爆)ですが、外野的に申し上げますと、数年先に予定されている阪神電車の
難波(ミナミ)への乗り入れも、コヤ主たちは当然計算しているんでしょうね。実際にどう影響するかは
全くの未知数ですが。
2006/10/25(水) 10:09 | URL | アール・ケイ #ozx6tEwY[編集]
映画がお子様向けのものという感覚の強くなった80年以降に、映画の立ち位置が変わっちゃったのかなという気がします。当時お子様だった世代、つまりいまの30代半ばくらいから下は、映画を特別なものとは思っていないのではないかと。

オトナが映画を見に行かなくなったというのが先かというと、良質の作品を作るのは難しく金もかかり、一方でフォーマットにしたがって量産できる作品は宣伝もカンタンだしという事情でそちらに席巻された、というほうが先である気がします。ま、続編制作で儲けるという仕組みは昔からあり、それは新しいシリーズを立ち上げるための資金作りだったはずが、新しいのなんか挑戦しないほうが効率的じゃん?みたいな方向へいって縮小再生産の先細り、だったのがこれまでの時代かなと。

なんで婦女子は映画館に行くのか、行けるのかと思いますが・・・余暇時間の差、ですかね?女性のほうが社会的な生き物なのでしょう。男性は、会社的な生き物、と申しましょうか。

年取ると字幕が読めない、というのもありそうですが、テレビだと割りとありますが、映画館だとそうはないかも?視野が狭くなると字幕どころか映画館自体が行っても意味なくなりますし。で、ふきかえ需要は実は20代30代というのが多いらしくシニアはあんまりらしい。という調査を映画でもテレビでも見た記憶が。映画好きほど字幕にこだわりますし。


で、(爆)な話ですが。それはあるかもしれませんね。いま比較的負けている地域に出店する逆張りで、将来の動線変更を視野に入れる。でもまぁ、本当は、動線が変わったところで施設を出すのが、古いものより新しいところに人は行くものなので、開発の順番が逆かなあと思いもします。また投資しないとならない。 ま、私の論点は、同一商圏に業界ナンバーワンが先に出店した場合、業界下位がそのあとに出て行ってどれだけおこぼれにあずかれるものだろうか、という話なんですが。
2006/10/25(水) 23:36 | URL | happysad #-[編集]
数字信仰
映画の話しとはずれてしまいますが。。

文部科学省の調査している、いじめによる自殺した方の人数。ここ、ずっと0人で続いていたが、ほころびが出始めている。

結果的に、0人で続いているから、問題が覆い隠されてしまった面がある。。。数字信仰によって、人の命が奪われてしまう。。。

数字を疑う、統計調査の不備を疑う、そうしたことが普通になる社会になることを願いたいし、私も実践していきたいです。
2006/10/26(木) 01:31 | URL | 以前にもコメントした者です #-[編集]
管理しやすいように数値化しますが、本来、数字で計れることではないですからね。目標設定とその到達管理のためになんでも数値化する、みたいなのが流行りましたが、ムリがあるわけで。数字にするときは何らかの意思が働く反面、数字になるとその意思が見えなくなるという弱点があると思います。まぁ数字に限りませんが。結局は読解力を向上させましょう、という話に落ちるのでしょうね。
2006/10/27(金) 00:55 | URL | happysad #-[編集]
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