
ピンポイント座席指定可能 ユナイテッド・シネマ「U-ONLINE」

ワーナー・マイカル・シネマズ 最新情報
各サイト( 日経プレスリリース 、 日経BPネット 、 CNET Japan など ) で取り上げられているアンケート結果である。
映画館を利用する人(N=4015)に「よく利用する映画館のタイプ」を尋ねたところ、"シネマ・コンプレックス"が最も多く、74.9%であった。2番目に多かった"一般のロードショー館"41.2%よりも30ポイント以上多かった。 "ミニシアター"は10.0%であった。
シネマ・コンプレックスをよく利用する人(N=3009)に、「最も好きなシネコンの系列」を尋ねたところ、"ワーナー・マイカル・シネマズ"が最も多く、29.8%であった。 次いで"TOHOシネマズ"16.3%、"MOVIX松竹マルチプレックスシアターズ"7.2%と続いた。 "その他"の自由回答では、"シネリーブル"、"アポロシネマ"、"立川シネマシティ"などが挙げられた。
と、地域別まで出ていて面白い。サンプル数は減るので、まぁあまり参考にはならないが、先駆者WMCの面目躍如といったところか。続いてTOHOシネマズ、という2強の図はこうしたアンケートでも如実。地域別の回答を見てみると、【東海】を除いて"ワーナー・マイカル・シネマズ"が1位であった。 【東海】では、"TOHOシネマズ"が1位だった。 2位は地域ごとに違いが出ており、【北海道】、【甲信越】では"ユナイテッド・シネマ"、【東北】、【中国】は"MOVIXマルチプレックスシアターズ"、【関東】、【近畿】、【九州・沖縄】では"TOHOシネマズ"、【北陸】、【東海】では"コロナワールド"、【四国】では"シネマサンシャイン"であった。
「映画館を選ぶ際に重視する点」を尋ねたところ、最も多かったのは"自宅や勤務先などから近い/行きやすい"が最も多く、62.8%であった。 次いで"映画館がきれい/新しい"53.3%、"座席のすわり心地が良い"39.9%、"駐車場がある"35.5%、"スクリーンが見やすい劇場のつくり"28.0%と続いた。 "割引やキャンペーンが豊富"は19.0%、"会員特典がよい/ポイントを貯められる"は11.7%であった。
「映画館のサービス・特典・割引」は"レディース割引"46.0%、"ファーストデイ/映画の日割引"31.3%などと利用されている割に、映画館を選ぶ際に重視している人は少ない、ということが伺える結果となった。
結局のところ利便性である。会員制度や価格に関するポイントが低いのは、月に1回以上映画館を利用しているひとが16.0%にすぎず、年に1回みるかどうかという程度が最も多いことが原因だろう。大多数の支持する要因ではなく、マニアな人々の注目する要因にすぎない。つまり、人が集まる映画館は無視してよく、利便性の悪い映画館がそこに注力するほかないという、当たり前の図式ができる。"その他"の自由回答では、"子供を連れて行けるかどうか"、"分煙状況"、"完全入れ替え制"などが挙げられた。
「上映している映画の種類が豊富」は6位の27.4%。「そこでしか見られない映画がやっている」は15.3%で「空いている」の16.7%を下回っている。ラインアップは映画館選びに無縁か、というと、実はそうではないだろう。見たい映画がある必要は絶対にある。ふつうのひとは、見たい映画もないのに映画館になど行かない。そして、行った映画館では上映していることが大前提となっている。それが「そこでしか見られない」コアな映画であれば、やっていない劇場もそれが普通なのでダメージは少ないが、逆に興行ランキング1位の話題作が上映されていなければそれは不満というかおかしい、なぜだという話になるだろう。シネコン競争地区で起こりうることはそういうことだ。なお、特異性のある映画の上映よりも、劇場が空いていることのほうが評価されるというのは、なかなかシビアな現実である。まぁ15%を狙って商売して儲けが出るならそれでよいと割り切ることがニッチ戦略の基本ではある。
ちなみに。
ま、行かない人はなにやったってどうせ行かない。行かないひとに理由を聞いているのだから、理由は単なるでっちあげで、基本的に行かないひとは行かない。理由を掘っても意味がない。行かせたければ、映画館好きのひとを恋人なり配偶者なり家族なり友人なりにして、行動を誘導させるほかない。そういうプランはおもしろそう。ひとりみの映画館行かず人間を、おなじくひとりみの映画館大好き人間がつきあって映画館好きに変えてしまう。そういう仕掛けが必要なんでしょう。映画館を利用しない、ここ数年利用していない人(N=1132)に「映画館を利用しない理由」を尋ねたところ、"料金が高いから"が最も多く39.8%、僅差で"DVDやビデオなどで見られるから"39.7%であった。 以下、"映画館にいく時間が無いから"31.2%、"近くに映画館が無いから"18.5%と続いた。
設問と回答が適切で、結果もオープンにしてくれており、珍しく読んで面白いリサーチでした。
という内容だが。「レンタルDVDやビデオ」で映画を見る人の割合がわずかながら「映画館」で見る人を超えていることが26日、インターネット調査結果で分かった。「映画は映画館で」という鑑賞方法に変化が起こりつつあるようだ。
iモードユーザーねぇ。インフォプラント サイトから 【第242回調査結果】 2006年9月26日発表 (pdf)をみると、 男女比が異様に女性のほうが高く、これはiモードの特性なのかインフォプラントの調査の問題なのかアンケート利用の女性偏重ゆえか。インターネット系の調査は男性の回答比重が重くなるという先入観があるのでちょっと意外な気がした。調査は、9月5日から12日までの1週間に全国のiモードユーザーを対象に行われ、5963人から有効回答を得た。
シネコンより一般の映画館で見るという選択のほうがどの性年代でも高いというのがちょっと奇妙な感じもする。が都市偏重だとそうなるのかな?
使うとしたら、男性はひとり、女性は友人と映画を見に行く、というデータをどう使うかだが。こんなこと今までの調査でもわかっているしそもそも調査以前に自明でもあるので、この手の調査は案外使い道がない。メディアの書きなぐり用というか、あるいは歴史的資料として学術的資料として後世に利用する、という感じでしょうか。そんな時代もあったねと。
FujiSankei Business i.の記事。
インターネットでの市場調査などをてがけるインタースコープが、20〜49歳の男女を対象に、映画情報をテーマに調査を実施した。
時期が古いけど調査ってそういうものか、と思ったら。7月13日に公表されてるじゃないか。うーん。やっぱりフジサンケイはフジサンケイか・・・調査は(1)「映画」についてインターネットで情報収集する人(2)情報収集の際に検索エンジンを利用する(3)最近半年以内に映画館に映画を見に行った−の3項目に該当する男女1000人を対象に行った。期間は6月9〜12日
なお、調査自体は、pdfみると、ダメな調査の典型。誰が何の目的で調査したのか、それに役立つのか、を考えてみれば、全然つかえないものとわかる。調査会社に分析任すとこねくりまわしてくるといういつものパターン。
というフジサンケイの、なんだかなぁって記事のほうがまだ使える。まぁその下の表を見ると、年4〜5回というのがどの層でも4分の1いてボリュームゾーンね、というのがまず抑えるべきことと思うが。映画館で映画を見る頻度を聞いたところ、年に10回以上足を運んでいる人は全体の2割だった。40代は「年に20回以上」という"常連"が他の世代よりも多い。
で、年2〜3回の回答が唯一1位の30代は忙しいからかねぇ、じゃあこの層を探りましょうか、と次に進むなら意味あるかな。仕事や子育てで時間がない、ということなのだろうから、映画を見たいという欲求が他の層より少ないわけではない、という結果を引き出して、じゃあどうやったら見ることができるかな?に進むわけだが。オンラインレンタルだのネット配信だのキッズシアターだの色々手は繰り出されているので現実が先行していて、こんな調査依頼したり買ったりする前にアタマのいい会社は実行に移している。というわけで、決断力のない会社が調査を依頼したり買ったりするんだな。調査って、結局そういうもの。
ふーん。ということでC-NEWSと日経産業新聞が共同で実施した「ネット1000人調査」 (8月4日付日経産業新聞に掲載)でファンの意識を探ったところ、 新しい作品への関心は高い一方で、約7割の回答者が『チケットの値段が高い』と指 摘、 料金面などで映画館に対する不満も根強いことが明らかになった。
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を クリックするが、あとは有料のようで。そりゃそうか。でも金払ってまで 見る気はないなぁ。 8/4の日経産業か・・・2面記事ね。
映画館で見る回数が過去2、3年で減ったという人が27.4%。 理由は「時間的な余裕がなくなった」50.4%、 「DVDで見るようになった」27.7%、 「経済的な余裕がなくなった」20.4%。
映画館への不満は、 「チケットの値段が高い」64.3%、 「劇場内の飲み物・食べ物の値段が高い」34.0%、 さらに「劇場内で販売されているプログラム やグッズの値段が高い」以下20%未満で 「座席が硬い・長時間座っていると疲れる」 「マイナーな作品の上映館がない・少ない」 「上映開始・終了時間が遅過ぎたり早過ぎたりする」 「小さな子供を連れて行きづらい」の順。
との記事も。ちなみに私は、鑑賞マナー教室をやり、 そこでパスした認定証を持参しないと見れない映画館 というのも空想したことがある。どこかの非営利団体で やってくれないかな。キネ旬も「映画検定」 よりこういう試みのほうがバカにされることも少ないと思うけど、どう?これに加えて、周辺の観客の私語や 鑑賞態度などマナーの悪さを挙げる回答が男女ともに目立った。
なお、映画チケットを「高いと思う」と答えたのは78%。
まぁ、アンケート調査とか顧客の声というものを 信じるとろくなことになりませんが。チケット料金がいくらなら今より 頻繁に映画館へ行くかと尋ねると 「九百円以上一千円未満」(26.0%)と 「一千円以上千百円未満」(19.0%) との回答数が多く、映画ファンが 千円前後の料金を望んでいるようだ。
という記事の締め。ふーん。適当に書き散らしたね。倉品武文との署名入り。映画ファンに映画館へ訪れてもらうには、 料金体系の見直しや館内の静かな環境づくり にも知恵を絞る必要がありそうだ。
映画館が繁盛するために必要なのは、入る映画。 実はこれだけ。 入る映画館がある一方で 同じラインナップでも入らない映画館は何かが足らないわけですが、 全国的に入らない映画は努力するだけ無駄。そういうビジネスです。 静かな環境づくりも、一方では子供づれの映画館とは相反するわけで、 不満の上位に「子供を連れて行きづらい」が「うるさい」云々よりも 来るのであれば、「静かな環境づくり」は上記調査からは優先されないはず。 なので、この記事の結論には疑問。
データどおりの映画館は、 千円に値段設定して、場内の物販もコンビニなみに、 座席を快適にしてマイナー映画も上映し、 フレキシブルな時間帯がとれるようスクリーン数は多めに、 小さな子供づれのためのキッズシアターを開催。 ・・・レイト千円とか水曜千円の劇場とかないわけではないよね。 大都市では実現できてそうな話。つまり、どこかで見たことのあるものしか アンケート調査では浮かび上がってこないので、 踏襲することはどこかでやっている営業施策の二番煎じを行うこと、 になるわけですな。
実際は、記者の書くとおり、静かな映画館をつくるという手はあるですよ。でもその場合はプレミアムな映画館として料金は余計にとらないといけませんけどね。特別なものを売りにしているのに低料金ではビジネスが成り立ちません。他の映画館とケンカして全部つぶすつもりなら別ですけど、業界は多様性がないと立ち行かなくなるものなので。低料金化した業種のその後をみると、砂漠化という言葉がアタマに浮かびます。
まぁ料金の差はあってよいと思うのですが、客の声聞いてたら単に料金下げましょにしかならない。最終的にはタダがいいにきまってるんだから客としては。逆に言えば、千円が最低料金のいまはいいところついているというか、それ以上安くすることはないというか、客も千円が最低ラインというところになれているのね、という判断はできる。そう使うなら調査も有効。そういう話。
電通が9月下旬、インターネット上で首都圏に住む男女400人を対象に「映画」「演劇」「コンサート」の楽しみ方などについて聞いたところ、この1年間の観賞回数は平均で、「映画」が3.8回、「演劇」が2.3回、「コンサート」3.3回となった。WEB調査であるし400サンプルで、参考程度にしかならないデータでしょうが。11回以上をヘビー層と定義し、映画が9.0%、演劇が5.7%、コンサートが7.4%いたとある。
一方で、
この1年間に一度でも観賞した経験は「映画」(男性60.0%、女性73.5%)、「演劇」(13.5%、30.5%)、「コンサート」(29.0%、39.0%)つまり、男性で4割、女性でも3割近くが一本も見ていないということで、この平均値にはさほど意味がなく、中央値とったら1本というところなのではないか。
割引サービス利用は男性42.9%、女性75.3%。そりゃあレディースデイなんかもあるし。メンズデイは殆どない。まぁ、語感もあんまりよろしくないしなんか本当に男のための割引なのか濁点確かめちゃったりして・・・
回答した33社のうち15社が減収だった。客数についてのアンケートでは「増えた」「やや増えた」が48%だったのに対し、「減った」「やや減った」が52%でほぼ半分に分かれた。客単価は「下がった」「やや下がった」の合計が50%強を占めており、なおデフレが進行している様子。ただ、「上がった」「やや上がった」との回答も16%あった。なお興行で括っているため芝居小屋やスタジアム、ドームなども含まれており映画館のみではない。
映画館では東宝が2ケタの伸びで昨年の3位から2位に浮上した一方、最大手のワーナー・マイカルはマイナスに転じた。業界団体の調べでは04年の映画興行収入は過去最高を記録した。一方でシネマコンプレックス(複合映画館)を中心にスクリーン数も大幅に増えた事情がある。ランキングは次の通り。
1位 ワーナー・マイカル 2004年度部門売上高39,624百万円 前年比伸び率▲6.1%
2位 東宝 34,241 13.7%
3位 松竹 31,456 ▲2.4%
4位は東京ドーム、5位はナゴヤドーム、6位はコマ・スタジアム(ここは映画館も持っていますが割愛)
7位 東急レクリエーション 8,125 2.1%
8位 佐々木興業 6,797 ▲6.9%
9位 イオンシネマズ 5,157 20.5%
10位 東宝東日本興行 4,575 13.5%
以下、御園座、ヒューマックスシネマ、九州東宝、パルコ、明治座、東映、三和興行、東京テアトル、札幌ドーム、きんえい、オーエス、東亜興行、横浜アリーナ、東京楽天地、日活、京成興業、相鉄ローゼン、日映、スガイ・エンタテインメント、静活、武蔵野興業、大蔵映画、三越と続く。
競争激化を象徴するのが、立地の取り合いだ。施設の出店で場所の確保が「しにくくなった」と「ややしにくくなった」の合計は32%に達した。市場が飽和状態に近づいていると。